第15回KG-RCSPセミナー

2017年06月20日 07:01

第15回KG-RCSPセミナーを,下記の通り開催しました.

【日時】2017年7月7日(金) 15:30~17:30(予定)
【場所】関西学院大学西宮上ケ原キャンパスF201教室
【講演者】小林哲郎氏(香港城市大学・関西学院大学社会心理学研究センター客員研究員)
【タイトル】東アジアではなぜデモ参加者が嫌われるのか?

国際的に見ても低調な日本の政治参加に着目し,なぜ「政治参加する人は嫌われるのか」を,特にその対人認知過程に注目して検討する国際比較研究のデータが紹介されました.投票外政治参加としてデモをとりあげ,これに数回参加したという文言が挿入された対象人物に関するヴィニエットに対しては,それが挿入されていないものや,単に政治に関心を持っている,あるいは社会参加(環境問題に関するイベントへの参加)した経験があるという文言が挿入されているものに対してよりも社会的距離をとるべきと評価する傾向が日本(および中国)において顕著であり,特に日本ではその評価は当該人物を「危険だ」と認知することに媒介されていることが示されました.セミナーではその背景要因や「デモ参加」が含意するものは何か,などについて活発な議論が交わされました.ご参加下さった皆様,どうもありがとうございました.(報告者:三浦麻子)